グリーンスムージーにほうれん草を入れるときは、生か茹でか?

グリーンスムージーや野菜ジュースにほうれん草を入れるって方、多いんではないでしょうか?

カルシウムや鉄分が豊富なほうれん草は、緑黄色野菜でもあるので、ビタミンAやビタミンCも豊富です。

忙しい朝に、手軽にスムージーにして栄養チャージ!できたらいいですよね。

 

『グリーンスムージー・野菜ジュースにほうれん草を入れるときは、生のまま使っていいの?もしくは茹でるのか?』

実はこれ、本当によく聞かれる質問です。

 

結論から言いますね。

ほうれん草を生で食べるのは、、、おすすめしません。
茹でるのがいいですね。

「無農薬では大丈夫じゃないの?」

これもよく聞かれます。

これは正直なところ、栽培された状況によります。

無農薬であれば大丈夫、というわけではありません。無農薬であっても生ではなく下ごしらえをおすすめしたい場合もあります。

その理由を下記にまとめてみました。

 

ほうれん草について

まず、せっかくのほうれん草の話題なので、野菜ソムリエ プロとして、ほうれん草のお話から。

ほうれん草

科名:ヒユ科(アカザ科)

原産地:西アジア(主に、現在のイラン周辺)

主品種:東洋種×西洋種の掛け合わせが一般的に出回っている品種。

★東洋種:『日本ほうれん草』と称される、江戸時代に広まった在来種。葉にきざみがあり、臭みが少ないのが特徴。

★西洋種:明治以後広まった品種で、葉は丸みを帯び、泥臭さがあります。

栄養:鉄分やビタミンB群、葉酸が豊富で造血作用があります。

また、ビタミンCやカロテン、ミネラルも豊富に含んでいます。冬、旬に採れるほうれん草は、夏の約3倍の栄養価!

根元には、骨の形成に必要なマンガンが多く含まれているので、捨てないでぜひ使いましょう。

ただし、慣行栽培されたものは、この部分に農薬が溜まりやすいので、えぐみや苦味が葉の部分より強く感じるかもしれません。

ほうれん草の根元

ほうれん草の根元ってこの部分。赤みがあるのが特徴ですね。

無農薬のほうれん草は、この根元の部分が甘いのです。

シンプルに茹でたものを、ぱらっと塩を振って食べると甘味がさらに引き立ちます。

うちの子どもたちも、取り合いしながら食べてます(笑)

 

ほうれん草を生で食べること、なぜおすすめしないのか

ほうれん草には、シュウ酸といわれる成分が他の野菜より比較的多く含まれています。

シュウ酸は植物毒の1つで、自然界に存在し、野菜の根の部分を通して土から吸収されます。

ほうれん草の灰汁(アク)、えぐみの原因となるシュウ酸は、体内に取り込まれると、カルシウムや鉄分の吸収を阻害します。また、カルシウムと結合してシュウ酸カルシウムとなり、尿結石や腎結石などの原因になります。

この理由から、私はほうれん草を生で食べることをおすすめしません。

もちろん、シュウ酸が危険視される量は、毎日1キロ食べる…位の量ですので、普通に食べている量であれば、問題がないと言えます。

ただ、やはり生の場合はシュウ酸がえぐみとなって出てきてしまい、味もいいとはいえません。「美味しく食べる」には、生のほうれん草ではなく、下茹ですることをおすすめします。

また、一定時間ほうれん草を水に浸けることでシュウ酸を減らせるという考え方もあります。しかし、私個人の意見としてはあまりえぐみは軽減されたように感じません。(ここは、あくまで個人の主観です)

「無農薬なら大丈夫では?」ということについて

「無農薬なら大丈夫では?」ということについてですが、こちらも冒頭に書いたように一概に安全とはいえません。

無農薬栽培の場合、有機肥料を使用することが多いと思いますが、シュウ酸は肥料に含まれる窒素成分(主に硝酸態窒素)が多いほど多く含まれていると考えられています。そのため、無農薬であっても肥料を投じて栽培されている場合、シュウ酸の量も少ないとはいえません。

「無農薬・無肥料」「無農薬・草堆肥」など、なるべく自然に即した栽培法であれば、たしかにシュウ酸の数値は低いと言えるでしょう。ただし、これは実際に野菜をスーパーで買う際に分からないことの方が多いです。

無農薬であっても、野菜ジュースやスムージーにする際には注意してみてください。

 

ほうれん草をおいしく食べる下ごしらえの方法

じゃあ、どうやって下ごしらえするか。

これは、あくまで一例ですが、よかったら参考にしてみてください。

ほうれん草には身体が喜ぶビタミンもたくさん!

シュウ酸に気を付けてえぐみを減らしたいのはもちろんですが、あまり気にしすぎて水やお湯に浸しすぎないようにすることも大切です。ビタミンが溶け出してしまいますのでね^^

 

【ほうれん草の下ごしらえ】

①軸を広げながら流水で泥を落とすか、根元を10分ほど水につける。

②沸騰した湯に、まず根と茎を入れ、茎がくったりとしてきたら(約2、3分)葉を入れる。

③葉は10秒ほど湯につけるだけでOK。すぐに引き上げてたっぷりの水に浸し、ザルに広げる。

④菜箸で挟み、根元から下に押すようにして軽く絞る。(絞りすぎると、繊維を傷めるので注意!)

 

まとめ

ほうれん草を料理に摂りいれる際には、なるべく生ではなく下茹でしてから使うようにしましょう。

スムージーや野菜ジュースのように、加熱せずに口に入れるときや、スープのようにシュウ酸が溶けだしたものも丸ごと摂取するときには、とくに気をつけるようにしましょう。

身体に害があるから!というより、下茹でしたほうが断然美味しいからです。

とくにお子さんは、味覚に敏感!

ほうれん草のお味噌汁を飲まない、スムージーにしても飲まない、というとき、生のまま使っていないか考えてみてください。ちょこっと下茹でに時間を使うだけで、おいしそうに飲んでくれるかもしれません。

 

 

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